虹色Life*

人生一度きり!わくわくドキドキしながら生きていきたいと思ってます☺

Heaven…*

辛いことや大変なことは重なって起きると言いますよね。
少しずつ前向きに、元気になっているときに、ある出来事が起こりました。

突然私のいとこが若干20歳という年齢で亡くなったのです。
今回は少し重い内容ですが、彼女が今まで頑張ってきたこと、そして少しでも彼女の病気のことを知ってもらいたいという思いで書きたいと思います。

彼女は中学生活の終わり頃から、食べることを拒み始めました。
そうです、摂食障害を患ってしまったのです。

小さい頃からよく一緒に遊んでいたので、彼女が丸くて可愛らしかったのをよく知っています。
だからこそ、心配な気持ちは日に日に増していきました。

彼女は勉強ができ、とても気を遣える子でした。
今思えば、完璧主義で何でも自分で抱えてしまっていたのでしょう。
それを人に言えなかったのかもしれないですね…

何度も入退院を繰り返し、何度も生死の境をさまよったそうです。

私がニュージーランドに出発した当日も、本当に危険な状態だったようで、とても心配したことを覚えています。
私が向こうにいる間は連絡も取っていたし、彼女が少しでも新しい世界に目を向けられるようにと努力していたつもりでした。

けれど、彼女の体調は上がったり下がったりをずっと続けていました。

そして、私が日本へ帰ってきてから彼女に会いました。
本当に痩せてしまってはいるものの、時折見せる笑顔が昔と変わりないものでした。
彼女に対してどうしてあげることが一番いいのか、どうしようもないやるせなさなど、きっと彼女の周りのたくさんの人が感じていたと思います。
もしかすると彼女自身も感じていたかもしれないですね…
何度も恐いと言っていた彼女。
何をどうすればいいのかを自分でコントロールできなくなっていたんだと思います。

私は彼女の死を通して、生きる尊さをより強く感じました。
生きるということは、何気ないひとときの積み重ねなのです。
明日が来るということが何より幸せだったりするのではないでしょうか?

彼女の最後の顔は笑顔だったんです。きっと明日が来ることを楽しみにしていたのではないでしょうか。

少しずつ前向きになってきていた彼女ですが、きっと身体はもう対応できなくなってしまっていたのでしょうね…
本当によく頑張ったと思います。
何年間もこの病気と戦ってきたんですから。

きっと向こうの世界では、昔のように笑顔いっぱいで楽しめているのではないでしょうか。

心からご冥福をお祈りします。
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